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坑道で1年近く熟成 日本酒「明延」の蔵出し まろやかな深みのある味わいに 兵庫・養父市の明延鉱山
05/20 21:10 配信
兵庫県養父市の明延鉱山で、坑道内で熟成させた日本酒が蔵出しされました。
「日本一のスズの鉱山」と言われた兵庫県養父市の明延鉱山は、現在もレールなどが当時のまま残されています。
内部の気温が年間を通し12度ほどに保たれていて、日本酒の熟成に活用されています。
坑道に設置した貯蔵庫から蔵出しされた酒「明延」は、地元の酒米を使い1年近く熟成させた純米酒で、関係者らが今年の出来を確認しました。
(山陽盃酒造・壺阪雄一専務)
「酒を熟成するには、うってつけの“天然のワインセラー”の中で1年間熟成させたことにより、非常にコクのあるお酒に仕上がっている。養父市におこしいただいて『明延』をお求めいただければ、我々としては幸いでございます」
まろやかで深みのある味わいの「明延」は、養父市内の酒屋などで数量限定で販売されます。
最終更新:05/20 21:10