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小学校の給食に“異物混入” 虫に手袋、金属片のようなものまで… 業者が替わった4月以降に相次ぐ 大阪市

05/21 18:13 配信

 大阪市の小学校で、先月から給食の食器に金属片のようなものが混入するなどの問題が相次いでいることが発覚しました。

 大阪市東住吉区の小学校で起きた給食を巡る問題。発端は今年4月に業者が替わったことでした。

 代わった直後の給食試食会に参加した校長は―
「米がきちんと炊けていない。豚肉も塊になっており、油臭く感じる。本校職員は誰1人完食できなかったので、小学生には食べられない」

 業者には指導が行われましたが、先月11日には副菜の食器の一部に洗い残しや水分が見つかり、学校の判断で副菜の提供を中止。

 その3日後にはフライ用の油に虫が混入。さらに3日後には、調理用の手袋の一部が釜に混入しているのが見つかりました。

 今月に入ってからは、なんと食器に金属片のようなものが入っていたことが確認されています。

    ◇

 先月に行われた給食調理室の検査の記録には、「食器のほとんどに汚れがみられました」と記載。この事態に学校側は弁当の持参を許可していて、21日は77人が弁当にしました。

保護者は―
「怒りしかない。安全に作るのは、当たり前だと思うんですよ。育ち盛りの子どもに対する食事ですよね、そこもどう考えてるのか」
「(子どもに)もう給食いらんからお弁当作ってって言われてるんで。作ってくれるところ(業者)を変えてもらわないと、子どもも不信がっている」

    ◇

 なぜこんなことになったのか、委託業者は「取材は受けられません。担当者もいないので」と回答。

 現在は調理主任が代わり、市の教育委員会がチェックしていて問題は改善してきているといいます。

 市教委は6件を調理中の事故と認定。これまでに健康被害は確認されていません。

 今後の対応について横山市長は―
「事業者の方には、今教育委員会からですね、厳しく指導をしているところでございます。契約解除の可能性も視野に入れて、現場と状況を見ながら対応していきたいと思います」

最終更新:05/21 18:13

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