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重さ260キロ、全長140センチ 飛鳥坐神社の鏡は「日本最大の青銅鏡」と判明 奈良・明日香村
05/21 21:18 配信

奈良県・明日香村にある飛鳥坐神社の大型の鏡が、日本最大の青銅鏡であることが分かりました。
奈良文化財研究所などの調査で、飛鳥坐神社が所蔵する鏡は全長140センチあまり、重さ260キロに及び、青銅鏡としては日本最大であることが明らかになりました。
鏡の裏面や柄に彫られた文字などから、伊勢で海運業に携わる人達が、航海の安全を祈願して1768年に伊勢神宮周辺の寺社に奉納したあと、大阪の商人らが1884年に飛鳥坐神社に奉納したと推測されています。
(飛鳥弘文宮司)「今まで神社にあって当たり前だった。誰が何のためにということがわからなかった。参拝者が手を合わせることができるように、たくさんの人に手を合わせてもらう機会を作りたい」
鏡は24日の一日限り、神社で特別公開されます。
最終更新:05/22 11:11