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【参院選・大阪選挙区】立憲が弁護士の橋口玲さんを擁立 元大阪弁護士会副会長 小沢一郎氏は「衆参同日選なんて臨むところだね」
05/28 18:33 配信

今年夏に予定されている参議院選挙の大阪選挙区に、立憲民主党から弁護士の橋口玲さん(56)が立候補することを表明しました。
橋口さんは大阪府交野市出身で枚方市に住む弁護士で、2017年から1年間は大阪弁護士会の副会長を務めました。
橋口さんは28日、大阪市内での記者会見で「弁護士として賃金や労災、過労死など働く人々の切実な声を聞いてきた。『働くことを軸にした安心社会』を私なりに政治の力で実現したい」と訴えました。
記者会見に同席した党の総合選挙対策本部の小沢一郎・本部長代行は「選挙に上手い方法なんかない。1人でも多くの有権者に接し、心を掴むこと。その先に勝利が見えてくると信じている」と意気込みを語りました。
また、衆議院・参議院の同日選挙の可能性について記者に問われると「衆参同日選なんて臨むところだね」と話しました。
大阪選挙区にはこのほか、公明の現職の杉久武さん(49)、維新のいずれも新人で大阪市議の岡崎太さん(57)と佐々木理江さん(42)、共産の新人で元衆議院議員の清水忠史さん(57)、れいわの新人で介護福祉士の椛田健吾さん(44)、参政の新人で建設会社パート社員の宮出千慧さん(40)、政治団体「NHK党」の新人で会社員の武内隆さん(62)、政治団体「チームみらい」の新人で元IT企業社員の平理沙子さん(34)が立候補を表明しています。
すでに9人が出馬意向を固めているほか、自民や国民も独自候補の擁立を模索していて、大阪選挙区は改選数4議席に対し混戦となる見通しです。
最終更新:06/16 16:43