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【速報】万博・アンゴラ館の建設費未払い問題 下請け業者が「被害者の会」設立 「5次下請け以下の賃金ゼロのまま」
05/30 17:00 配信

大阪・関西万博のアンゴラパビリオンの建設に関わった下請け業者が、建設費の未払いが続いているとして30日、「被害者の会」を立ち上げたと発表しました。
被害者の会は、万博のパビリオン建設に関わった下請け業者で構成されて、未払いの工事費を回収する目的で設立されました。
被害者の会によりますと、アンゴラパビリオンに関しては、3次下請けの業者が、さらにその下の下請け業者に費用を支払っていないということです。
被害者の会は「このままでは開幕に間に合わないということで、急遽応援依頼を受けて、2月中旬から開幕日までほぼ連日、夜勤を含めて働いてきた。しかし全く工事代金が支払われず、5次下請け以下の賃金はゼロのまま」と訴えています。
このまま未払いが続けば、訴訟も視野に入れているということです。
最終更新:05/30 17:56