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4羽の雛に足環装着 コウノトリ放鳥から20年 「順応するスピードが早い」全国で繁殖続け野外での生息数は400羽超える
05/30 19:08 配信
コウノトリが野外に放鳥されてから今年で20年です。
野生のコウノトリは、日本では一旦絶滅しましたが、2005年に兵庫県豊岡市で飼育していた個体を野外に放鳥しました。
30日はコウノトリの郷公園のスタッフが高所作業車を使って、先月中旬に孵化したとみられる4羽の雛を手に取り、識別用の足環の装着のほか血液の検体などを採取しました。
(郷公園のスタッフ)
「(20年前は)野外で生活できるのか繁殖もうまくいくのかその思いしかなかったので、コウノトリが順応するスピードが早い」
コウノトリは現在、自然界で繁殖を続け野外での生息数は全国で400羽を超え、繁殖地も広がっています。
最終更新:05/30 19:08