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　俳優で歌手の南野陽子さんが２日、神戸松蔭大学の客員教授に就任しました。南野さんは、異文化交流などをテーマに教育活動をするということで、「社会で出会ったいろいろな人から学んだことを伝えていけたら」と、意気込みを語りました。

　南野陽子さんは兵庫県伊丹市の出身で、神戸松蔭大学と同じ法人が運営する松陰中学校・高校に高校２年生の時まで在籍していました。

　南野さんは２日、神戸市灘区の大学内であった就任調印式に出席しました。

　就任を受けて「まず世代の違う人間の１人として（学生と）向き合っていきたい。国内外を問わず、いろいろな人との出会い学べる大学になればと考えている」と、あいさつしました。

　大学側は、南野さんが豊富な芸能経験を持ち、２０２３年からは日本とカンボジアの友好大使として国際親善活動に取り組んできたことから、公演や講義を通じて学生の異文化交流や多文化理解に貢献してほしいとしています。

　神戸松蔭大学は今年度から共学となり、来年度からは、南野さんが講義を行う予定の「人文社会学科」も設置されます。