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「もうちょっと説明を」「給与カットで済まない」議会側からは戸惑いや反発の声 斎藤知事自ら給与カット案 私的情報漏えい問題で「組織の長として責任」
06/03 18:58 配信
「組織の長として自らを処分」。給与削減を提案します。
兵庫県の斎藤知事は、元県民局長の私的情報が漏えいした責任をとり、給与を削減する条例改正案を、県議会6月定例会に提出します。
初当選の際に公約とした「30%」の給与カット幅を引き上げ、7月分から3ヵ月間、「50%カット」にする考えです。
(斎藤知事)「やはり組織の長として責任を感じてますので」
各会派からは、戸惑いや反発の声が上がっています。
自民は知事給与削減について、「正式に話がきていないので、議論もしていません」。
公明は「何の責任を取ってカットするのか、しっかり示すべき」との主張です。これは維新とも共通します。
(維新県議団・門隆志団長)「もうちょっと説明をしていただきたい」
立憲の県議らで作る「ひょうご県民連合」は、条例案への反対姿勢が明確です。
(ひょうご県民連合・上野英一幹事長)「給与カットで済まない。辞職以外ない」
共産も、「給与カットだけで、幕引きは許されない」との立場で、条例改正案が可決されるか情勢は不透明です。
最終更新:06/03 18:58


