関西ニュースKANSAI

　連合兵庫は、今年夏の参議院選挙兵庫選挙区（改選数３）で、国民民主党の多田ひとみ氏（４５）と、立憲民主党の兵庫県連が推薦する無所属の泉房穂氏（６１）の２人を推薦すると発表しました。兵庫選挙区で複数人を推薦するのは、組織として初めてです。

　連合兵庫の基本方針では無所属候補は推薦しませんが、今回は泉氏が「当選したら立憲の会派に入って活動する」ことを了解したため、推薦を決めたとしています。

　那須健会長は６日の会見で、「すでに１２人と多数が立候補を表明していて、兵庫は当選ラインが下がる可能性がある。支援者も重ならないと分析していて、両人当選の勝機はある」などと話しました。

　参院選の兵庫選挙区は３人区で、改選を迎える自民党現職の加田裕之氏（５４）と公明党現職の高橋光男氏（４８）が再選を目指します。

　また、これまでに元・商社社員で日本維新の会の吉平敏孝氏（４４）、元兵庫県議で共産党の金田峰生氏（５９）、元大学教授でれいわ新選組の米村明美氏（６５）、元ＪＲ東海社員で社民党の来住文男氏（６５）、建築事務所代表で参政党の藤原誠也氏（３７）、政治団体「ＮＨＫ党」の党首の立花孝志氏（５７）、農業で政治団体「無所属連合」の高橋秀彰氏（４２）、主婦で政治団体「多夫多妻党」の「バルドー姉さん」こと永安祐子氏（６４）が、立候補を表明しています。