関西ニュースKANSAI

　ツキノワグマが多く出没する兵庫・但馬地域で、人への被害を防ぐための対策会議が開かれました。

　豊岡市但東町では先月２５日、農作業中の男性がクマに襲われ、手や足にけがをする事故が発生しました。

　これからクマの繁殖期に入り、集落での出没が予想されることから、但馬地域の市や町、森林動物研究センターなどが集まり今後の対策について話し合いました。

　会議では、クマが人里に降りてくることを防ぐため、不要な果樹を伐採することなどが呼びかけられました。

　また、クマが出没した場合には速やかに痕跡などの情報を共有するなど、人への被害防止に向けた取り組みを強化するとしています。