関西ニュースKANSAI

　夏に予定されている参議院選挙の大阪選挙区（改選数４）で、自民党本部は１１日、元衆議院議員の柳本顕氏を公認候補に決定したと発表しました。

　大阪選挙区をめぐっては、公認予定だった現職の太田房江氏が５月、体調不良を理由に出馬を断念したことから、自民党にとって全国で唯一候補者が決まっていない選挙区となっていました。

　これをうけて党本部は５月２９日から緊急公募を実施し、６６人の応募者の中から１１日、柳本顕氏を公認候補者に内定したということです。

　木原誠二・選対委員長は１１日、柳本氏の選出理由について、「政策力がかなり高かった。自分がしたいこと、政策を説明する能力に長けていた」と話しました。

　また、日本保守党は１０日、大阪選挙区で新人の正木真希氏を擁立すると発表しました。

　大阪選挙区で出馬の意向を示しているのはあわせて１５人にのぼり、このほか立憲の新人で弁護士の橋口玲氏、公明の現職の杉久武氏、維新のいずれも新人で元大阪市議の岡崎太氏と佐々木理江氏、共産の新人で元衆院議員の清水忠史氏、国民の新人で医師の渡辺莉央氏、れいわの新人で介護福祉士の椛田健吾氏、参政の新人で建設会社パート社員の宮出千慧氏、政治団体「ＮＨＫ党」の新人で会社員の武内隆氏、政治団体「チームみらい」の新人で元ＩＴ企業社員の平理沙子氏、政治団体「無所属連合」の新人でビル管理会社代表の橋口和矢氏、政治団体「新党くにもり」の新人で団体幹部の稲垣秀哉氏、無所属の新人で前四條畷市長の東修平氏が立候補を表明しています。