関西ニュースKANSAI

　万博の建設工事費をめぐる「被害者の会」に新たな下請け会社が。

　大阪・関西万博で、パビリオンの建設工事をめぐり、未払いの被害を訴える「被害者の会」。新たにマルタや中国パビリオンの工事に携わった業者が加入しました。

　マルタパビリオンの下請け建設会社は、約１億２０００万円の未払い金の支払いを求め、元請け会社を提訴しています。また、中国パビリオンの建設工事に関わった業者には、約３７００万円の未払いがあるといいます。

（マルタパビリオンの建設を担当）「どうやってこれから生活していこうか。いまの状況をなんとかして乗り越えないといけないのに、救済の手がなにもない」

　被害者の会は、万博の開幕に間に合わせるために、昼夜問わず工事をしていたことも訴え、万博協会に支援を求めています。