関西ニュースKANSAI

　和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドは、観覧車のゴンドラの扉の施錠をしないまま、客を乗せて運行させるミスがあったと発表しました。

　アドベンチャーワールドによりますと、２８日午後０時２０分ごろ、園内にある観覧車「オーシャンビューホイール」で、１台のゴンドラの扉を施錠しないまま運行するミスがあったということです。

　ゴンドラは客を１人乗せた状態で、約１５分間運行し、一周したということです。

　観覧車には、施錠状態をＡＩで判定するシステムがありますが、異常を検知できずにアラートが作動しなかったということです。

　アドベンチャーワールドは、観覧車の運行を当面取りやめるとした上で、「今回の事態を厳粛に受けとめ、設備・運用両面の見直しとともに、全社を挙げて安全意識の再徹底と再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

　２８日、アドベンチャーワールドでは、４頭のジャイアントパンダが中国へと旅立ちました。