関西ニュースKANSAI

　６日未明、神戸新交通ポートアイランド線の市民広場駅で、営業終了に伴ってシャッターが閉められた構内にあるトイレに、人が約１時間閉じ込められました。トイレで寝てしまったといい、自身で警察に連絡してシャッターが開けられ、徒歩で帰宅。けがはありませんでした。

　６日午前１時４０分ごろ、神戸水上警察署から「市民広場駅トイレ内で、お客様が閉じ込められている模様」と、神戸新交通に連絡がありました。

　神戸新交通によりますと、終電後の午前０時４０分ごろに、委託している警備会社の社員が駅構内を１人で巡回し、トイレの近くにあるシャッターを閉めたということです。

　閉じ込められた人から連絡を受けた警察が、神戸新交通の係員と合流して、午前１時５５分ごろにシャッターを開けました。

　閉じ込められた人は「お酒に酔って、トイレで寝てしまった」と話し、けがや体調不良はなく、徒歩で帰宅したということです。

　神戸新交通は、駅構内の巡回手順などを徹底し、再発防止に努めるとしています。