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「長い夏が始まった」藍染めの染料作りの最初の工程「藍粉成し」 徳島・上板町で作業進む
07/07 12:40 配信
徳島名産の「藍染め」の染料を作る最初の工程「藍粉成し」の作業が徳島県上板町で進んでいます。
藍粉成しは、刈り取った藍を機械で細かく刻んで扇風機の風で飛ばし、重さの違いで葉と茎に分ける作業です。
職人たちが、ほうきやトンボで、必要な葉の部分を集め、広げて、自然乾燥させます。
(藍師・佐藤好昭さん)「長い夏が始まったという感じですね。(近年)気温が高いでしょう。前はなかったんですけど、職人さんたち熱中症で倒れるということがありまして、それは気を遣っています」
「藍粉成し」は9月末ごろまで続き、乾燥させた葉を発酵させる工程「寝せ込み」を経て、年末には染料「すくも」が出来上がります。
最終更新:07/07 12:40


