関西ニュースKANSAI
社員食堂を利用した男女54人に下痢やおう吐などの症状 ノロウイルスによる食中毒と断定 調理受託の事業者を3日間の営業停止処分に 神戸
07/09 22:11 配信

神戸市内にある会社で3日、社員食堂を利用した男女54人が、下痢やおう吐などの症状を訴えました。市は調査の結果、ノロウイルスによる食中毒と断定し、調理業者を3日間の営業停止処分としました。
市健康局食品衛生課によりますと、神戸市兵庫区にある会社の産業医から7日、「社員食堂を利用した複数名が、下痢や吐き気など食中毒のような症状を呈している」と保健所に連絡がありました。
市が調査したところ、3日に社員食堂を利用した10代から50代の男女54人が下痢、おう吐、発熱などの症状を訴えていることが判明しました。
現在は全員、快方に向かっているということです。
54人のうちの26人と、調理スタッフ1人からノロウイルスが検出されたことなどから、市は食中毒と断定し、この社員食堂の調理を受託している事業者に対し、9日から11日まで3日間の営業停止処分を命じました。
最終更新:07/09 22:11