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心理的虐待など”不適切保育”の背景に「市の組織的な不作為があった」 公益通報した女性保育士が訴え
07/28 19:18 配信
不適切保育の背景に「組織的な不作為」があったと主張しました。
京都府宇治市の市立保育所で50代の女性保育士が複数の園児に「心理的虐待」などの不適切な保育をしたとして調査した市に処分された問題で、市へ公益通報した女性保育士が、市が長期間、有効な対応を取らなかったと訴えました。
会見で女性保育士は去年10月以降、市に当該の保育士を現場から外すように要望したのに聞き入れられず、その後も園児への虐待が立て続けに発生したと主張。公益通報後に同僚から中傷も受け「市は組織内でのいじめ・排除の構造を看過している」と強調しています。
宇治市は「調査は情報提供の中身を現認しうる全員に聞き、第三者の専門性のある方に見ていただいた」とコメントしています。
最終更新:07/28 19:18