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「被告は、おしりふきを入れたら長男が静かになると考えた」 長男の口に「おしり拭き」詰めた父親に懲役5年の実刑判決

08/04 19:03 配信

 生後2カ月の長男を虐待したとされる男に実刑判決です。

 東宗也被告(29)は去年9月、自宅で当時生後2ヵ月の長男の口におしりふきを押し込んで呼吸を困難にさせ、回復見込みのない低酸素脳症にした傷害の罪に問われています。

 裁判で被告は、「おしりふきをいれたことは間違いありませんが、傷つけようと思って入れたのではありません」と起訴内容を一部否認していました。

 検察は、長男が泣き続けていたため、「被告は、おしりふきを入れたら長男が静かになると考えた」と指摘していました。

 奈良地裁は判決で、「被害者の将来にも深刻な打撃を与え、被害結果も取り返しのつかない重大なもの」などとして、東被告に懲役5年を言い渡しました。

最終更新:08/04 19:46

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