関西ニュースKANSAI

　大阪・関西万博では５日、ウクライナがナショナルデーを迎え、外相が「日本に深い感謝の念を表したい」と、ゼレンスキー大統領からのメッセージを代読しました。

　午前１１時すぎからナショナルデーホールで始まった式典には、今回初めて来日したシビハ外相のほか、ゼレンスキー大統領の妻、オレナ夫人らが出席しました。

　ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってから３年以上が経過する中、ゼレンスキー大統領から「日本からは支援を頂いており、深い感謝の念を表したいと思っています。ウクライナもいのち輝く未来のための復興に取り組みたいと考えています。それに皆さんに参加していただきたい」とのメッセージを外相が読み上げました。

　万博会場では、１日から１２日まで「平和と人権ウィーク」が開催されています。

　５日午後にはルーマニアやベルギー、チェコなど複数のパビリオンで「ウクライナと共にある」というメッセージを発信するイベントが予定されています。