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4日に東海道新幹線から“油のような臭い”で運転取りやめ 原因は「床下機械の油がにじみ出たこと」
08/05 15:08 配信
4日午後、東海道新幹線「のぞみ359号」の車内で、油のような臭いが確認され運転を取りやめましたが、JR東海は新幹線の床下にある機械から油がにじみ出たことが原因と明らかにしました。
4日午後、走行中の東京発新大阪行き「のぞみ359号」の車内で乗務員と警備員が油のようなにおいがすることに気付きました。
油のような臭いがしたのは12号車のデッキ付近で、列車は約5分後に京都駅に到着し、車両点検をした後に運転を取りやめました。
車内には約700人の乗客がいましたが、体調不良などを訴える人はおらず、車両点検が終わった後、後続の新幹線に乗り換えました。
他の列車に大きな遅れなどはありませんでした。
その後、JR東海が検査したところ新幹線の床下部分にある機械(=コンプレッサー)から油がにじみ出ていたことがわかりました。
この機械は新幹線の扉の開閉に使用するものだということです。
また、JR東海が夜間に点検をしたところ、走行に問題はなく、敷地外への油漏れもなかったこともわかりました。
JR東海は「油がにじみ出た原因については不明で、引き続き調査をしていきたい」としています。
最終更新:08/05 15:08


