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弁護士が依頼人から預かった約9000万円の遺産の返還に応じていない疑い 兵庫県弁護士会が公表 調査結果によっては処分も検討
08/05 15:48 配信
兵庫県弁護士会は4日、会に所属する弁護士が依頼者から預かった約9000万円の返還に応じていない疑いがあると公表しました。現在は調査を進めている段階ということです。
9000万円の返還に応じていないとされているのは、セントラル法律事務所(神戸市中央区)の岡田清人弁護士です。
弁護士会によりますと、遺言執行者として指定された岡田弁護士が預かった遺産約9500万円を配分せず、4月11日から連絡が取れないという内容の懲戒請求書が、遺産の相続人から5月に提出されたということです。
岡田弁護士は会側の調査に応じていませんが、会側から問題を公表する方針を伝えたところ、「預かり金・着手金の返還を進めている。公表は差し控えてほしい」と回答したということです。
調査結果によっては今後、懲戒委員会が処分を検討するということです。
最終更新:08/05 15:48


