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大阪市が外国人に守ってほしい「6つのルール」を駅や宿泊施設で掲示へ 「不法投棄をしない」「道路や公園でたばこを吸わない」など
08/07 18:00 配信

外国人の住民や観光客の増加を受け、大阪市は7日、外国人に向けた「6つのルール」をホームページに掲載しました。今後、駅や宿泊施設などでも掲示します。
大阪市によりますと、今年の来阪外国人旅行者数は過去最多(年間1409万人)だった去年と比べて、増加ペースにあるということです。6日に総務省が発表した1月1日時点の人口動態調査では、転入者が転出者を上回った人数を表す「社会増加」で、大阪市は日本人が1万8004人増、外国人が1万9903人増といずれも全国最多となりました。
大阪市によりますと、外国人観光客が街中の歩道やホテルにスーツケースを放置して不法投棄するなどの問題が相次いでいるということです。こうした問題を受け、大阪市は7日から外国人向けに「6 Key Rules in Osaka City」と題した、特に守ってほしい6つのルールをホームページに掲載しました。不法投棄をしない、道路や公園でたばこを吸わない、公共交通機関で大声で話さないなどのルールが英語とイラストで表記されていて、今後、駅構内や電車内、宿泊施設などでも掲示するとしています。
横山英幸・大阪市長は「日本人も外国人も旅行者も居住者もルールについて知っていただいて、住み続けたいと思う賑やかで活気溢れる街の実現を目指していきたい」とコメントしています。
最終更新:08/07 18:00