関西ニュースKANSAI

　神戸市で７日、小中学校時代にいじめ被害を受けた１８歳の男性が会見を開き、行政側に再発防止を強く求めました。

　２０１９年、神戸市立の中学１年生だった男性は同級生に足を掛けられて転倒し、けがをするなどのいじめを受けました。

　神戸市教委が設置した第三者委員会は６月、男性が小学校時代に受けたいじめも認定し、学校や市教委の問題点を指摘していました。男性は、認定されたことは良かったとした上で「神戸市は、いじめをなくそうとする制度を作ってほしい」と訴えました。

（被害者の男性）「先生たちにお願いすることは、いじめをなくそうというか、見つけようとしてほしいです」「見てなかったから、いじめに気付かなかった、じゃ済まないと思う」

　男性側は、再発防止を求める意見書を市長宛てに提出しています。