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病院がサイバー攻撃被害 システム事業者らが10億円支払うことで和解 完全復旧に約2カ月

08/08 18:53 配信

 大阪の病院でサイバー攻撃が原因で診療に影響が出た問題で、システム事業者らが10億円を支払うことで和解したことがわかりました。

 大阪急性期・総合医療センターは、2022年10月、コンピューターウイルス「ランサムウェア」のサイバー攻撃を受け、電子カルテのシステムに障害が起きました。

 外来診療の受け付けを停止するなど完全復旧に約2カ月かかり、病院によりますと、得られるはずだった利益およそ15億円を失ったということです。

 その後、病院側とシステム事業者らの間で交渉が続けられ、事業者らによる10億円の支払いで和解したということです。

 病院側は、「体制の強化および不断の改善に真摯に取り組む」とコメントしています。

最終更新:08/08 18:53

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