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兵庫県が「ネット上の誹謗中傷防止」の条例素案 削除要請の対象は「差別的なもの」に限定 根拠のない批判は対象外
08/19 07:00 配信
兵庫県は18日、インターネット上の誹謗中傷を防ぐための条例素案を明らかにしました。
条例素案には、ネット上の誹謗中傷などについて、兵庫県がモニタリングし、知事がプラットフォーム事業者に削除要請できると明記されています。
一方で、県が削除要請する対象は、特定の集団や地域に関する「差別的」なものに限られ、根拠のない批判などは対象となっていません。
ただ、個人から訴えがあった場合は、事業者に対応を義務付ける「情報プラットフォーム法」の活用について、相談を受け付けるとしています。
この条例素案について県は来年1月の施行を目指しているということです。
兵庫県では、文書問題をめぐり、竹内英明元県議がネット上での誹謗中傷などを苦に自ら命を絶つ事態となっています。
最終更新:08/19 07:00


