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川崎重工 潜水艦エンジン検査でも不正か 燃費性能データを改ざんしていた可能性 海自保有のほぼ半数が川重製

08/29 12:26 配信

 川崎重工業は、自社が製造した海上自衛隊の潜水艦の燃費性能データを改ざんしていた可能性が高いと発表しました。

 川崎重工によりますと去年8月、民間船舶用エンジンの検査データの改ざんが判明したため、川崎重工は外部の弁護士らによる特別調査委員会を設置していました。

 その調査の中で、2021年までに建造した潜水艦「そうりゅう型」や「たいげい型」などのエンジンで、燃費性能に関わる検査データを改ざんしていた可能性が高いことが判明したということです。

 海上自衛隊は25隻の潜水艦を保有し、そのほぼ半数を川崎重工が建造しています。

 川崎重工は「防衛省に今月、報告し、調査が終わり次第、速やかに公表する」とコメントしています。

最終更新:08/29 12:26

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