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観光地の事故対策へ 京都府警がトヨタ自動車などと協定 民間企業のデータ活用
08/29 21:06 配信
混雑する観光地の事故対策で、京都府警が民間企業のデータを活用するプロジェクトが始まります。
京都府警が協定を結んだのは、トヨタ自動車と、損害保険大手の東京海上日動火災保険、旅行大手のJTBなどです。
京都府内では、幹線道路の交通事故は年々減っているものの、生活道路ではコロナ禍以降、増加しています。
特に観光客や車が生活道路まで流れ込んでいる嵐山では、事故や渋滞への対策が課題となっています。
京都府警は協定により、各社が持つ車の運転操作の記録や観光客の動きなどのデータの提供を受けられるようになります。
(京都府警・吉越清人本部長)「人の流れが分かる、車の流れが分かるデータが、効果的な交通事故対策にいきると期待しています」
京都府警は今後、提供されたデータをもとに交通規制や取り締まりなどの対策を検討する方針です。
最終更新:08/29 21:06