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阪神淡路大震災の被災地におけるアスベスト飛散について調査結果を公表「地震や豪雨での対策に生かして」

09/01 19:26 配信

 アスベスト被害についての調査結果が公表されました。

 1995年に発生した阪神淡路大震災での建物倒壊などによるアスベストの飛散をめぐっては、解体やがれき処理をしていた作業員など8人が、中皮腫という悪性腫瘍や肺がんを発症するなど問題となってきました。

 震災から30年の節目を迎えるにあたり、被災地でのアスベスト飛散を調査してきた「ひょうご労働安全衛生センター」が、弁護士や大学教授らとまとめた調査結果を公表しました。

 震災当時の飛散状況やボランティアへのアンケート調査、有識者の提言などが冊子でまとめられています。

 今週にもホームページからのダウンロードが可能になる予定で、地震や豪雨災害などでのアスベスト対策に生かしてほしいとしています。

最終更新:09/01 19:26

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