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ダウン症の5歳男児が気管に肉団子詰まらせ死亡 両親が施設側の過失を訴えて提訴、施設側は争う姿勢

09/02 19:10 配信

 男の子が死亡したのは、施設側の過失だと訴えています。

 訴状などによりますと、2020年12月、当時5歳のダウン症の男の子が和歌山県岩出市の児童発達支援センターで、直径3センチの肉団子を誤って気管に詰まらせ、その後、死亡しました。

 両親は、施設側が男の子の咀嚼機能などに障害があることを熟知していたにもかかわらず安全配慮義務を尽くさなかったとして、運営法人と施設長、食事の介助をしていた職員に、あわせて約1億1000万円の損害賠償を求めて提訴していました。

 2日に開かれた第1回口頭弁論で男の子の母親は「生き返らせてほしい。会わせてほしい」と訴えました。一方、施設側は過失について争う姿勢を示しました。

最終更新:09/02 19:10

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