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万博で「文化財の防火」考えるシンポジウム 焼損した法隆寺の金堂壁画を例に“後世に伝えていく大切さ”説明
09/03 18:51 配信
万博で「文化財の防災」を考えるシンポジウム。
3日、大阪・関西万博の会場には、元文化庁長官や奈良国立博物館の館長、法隆寺の管長が集まり、法隆寺を例に上げ火災などの災害から貴重な文化財を守り後世に伝えていく大切さが説明されました。
世界遺産の法隆寺は1949年1月26日に世界最古の木造建築である金堂から出火し、金堂内部にあった国宝の壁画が焼損してしまいました。
この火災が契機となり、文化財保護法が制定され、毎年1月26日は「文化財防火デー」に定められました。
法隆寺は、焼けた柱と壁画を保存している収蔵庫の改修を進め、将来的に一般公開を目指しています。
最終更新:09/03 22:04