関西ニュースKANSAI

　大阪・関西万博で、パビリオンなどの自主的な防災点検と報告を呼びかけています。

　万博協会は、パビリオンや営業施設を対象に、防火・防災などに関するガイドラインを定めています。

　協会によりますと、ガイドラインは各施設の防火管理者が消火設備や避難経路などを毎月１回以上、自主点検した上で、協会へのチェック表の提出を求めています。

　しかし、先月下旬時点で全体の約７割のパビリオンなどが未提出で、協会は、防火対策が十分か、確認できていませんでした。

　協会はチェック表を提出するよう、パビリオンなどに改めて周知しましたが、現時点でも６割程度が提出しておらず、こうした未提出の施設に自主点検の要請を続けています。