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大津・タワマン高齢夫婦死傷事件 当時50歳の息子を容疑者死亡のまま書類送検
09/04 18:00 配信

2月、滋賀県大津市のタワーマンションで高齢夫婦が死傷した事件で、滋賀県警は4日、遺体で見つかった容疑者の男を殺人などの疑いで書類送検し、捜査を終えたと発表しました。
殺人と殺人未遂の疑いで書類送検されたのは、滋賀県大津市の無職・岩崎真容疑者(事件当時50歳)です。
岩崎容疑者は2月、大津市のマンションで父親・安三さん(当時78)を刃物や鈍器などで襲って殺害したほか、母親(当時74)の頭などに暴行を加えて殺害しようとした疑いがもたれています。
母親は一時意識不明の重体でしたが、現在は意識が戻り、命に別状はないということです。
警察によりますと、岩崎容疑者は事件直後にJR大津京駅から電車に乗り、2駅隣の比叡山阪本駅で下車。
その後、比叡山高校付近を歩いていたところまで確認されていたということです。
それ以降の足取りはわからなくなっていましたが、5月、山梨県の青木ヶ原樹海で一部白骨化した遺体で見つかりました。
岩崎容疑者の死因は不明で、犯行動機についてもわかっていません。
警察は4日、容疑者死亡のまま書類送検し、捜査を終結しました。
最終更新:09/04 18:00