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大阪の「地面師」起訴内容認める 土地・建物の所有者になりすまし約14億円詐取か 初公判

09/04 18:48 配信

 大阪の「地面師」と呼ばれた男の裁判が4日、大阪地裁で始まり、男は起訴内容を認めました。

 福田裕被告(53)は去年、粂陵平被告(25)らと共謀し、大阪市内の3ヵ所の土地や建物の所有者になりすまして、「おばあちゃんから好きにしていいと言われて引き継いだ会社」などと嘘を言って、不動産会社からおよそ14億5000万円をだまし取った罪に問われています。

 大阪地裁で開かれた初公判で福田被告は起訴内容に間違いがないか聞かれ、「ありません」と認めました。
 検察は、福田被告が「別の人物から依頼を受けて所有者の印鑑などを作成した」ことや、「粂被告が所有者の孫で、ゲーム会社を設立する資金調達のため、土地や建物を譲ってもらったという虚偽の設定を作った」と指摘しました。

最終更新:09/04 18:48

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