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北野天満宮で神仏習合の儀式「北野御霊会」 神職と僧侶が菅原道真の御霊鎮め世界平和と疫病退散願う 京都

09/04 20:49 配信

 京都の北野天満宮で、比叡山延暦寺の僧侶とともに疫病退散などを願う神仏習合の儀式「北野御霊会」が開かれました。

 北野天満宮の祭神・菅原道真は平安時代の貴族で、濡れ衣を着せられ不遇の死を遂げたとされています。

 「北野御霊会」は、北野天満宮の神職と比叡山延暦寺の僧侶が、力を合わせて菅原道真の御霊を鎮め、「世界の平和」と「疫病退散」を願う神仏習合の儀式です。神職が祝詞をあげたあと、僧侶がお経を唱えました。

 「北野御霊会」は平安時代に始まり、室町時代の「応仁の乱」以降途絶えていましたが、2020年、新型コロナの収束を祈願しようと約550年ぶりに復活し、再び続けられています。

最終更新:09/04 20:49

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