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琵琶湖のアユ不漁 安定した漁獲量確保へ、人工河川への放流量を8トン増やす

09/05 12:47 配信

 琵琶湖産のアユを安定して確保しようと、滋賀県高島市の安曇川でアユの放流が始まりました。

 5日は水産振興協会の職員らが琵琶湖で捕って養魚場で育てた産卵直前のアユを安曇川の人工河川に放流しました。

 去年はアユの産卵期に天然河川の水温が例年を大きく上回ったため、産卵数が平年の半分以下になり、今シーズンの天然のアユの漁獲量はかなり低水準になったということです。

 このため、来シーズンのアユ資源を確保できるよう、温度管理ができる人工河川への放流量を例年より8トン増やし、20トンを今月中に放流する予定にしています。

最終更新:09/05 12:47

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