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万博の交流事業で来日 エチオピア人女性が行方不明 交野市が大阪入管へ在留資格取消を要望

09/05 16:11 配信

 7月、大阪・関西万博の国際交流プログラムで交野市に滞在していたエチオピア人女性が行方不明になった問題で、市は5日、大阪入管に女性の在留資格取り消しを要望しました。

 交野市によりますと、女性は万博の国際交流事業に伴って7月18日に来日した10人組音楽グループの1人で、7月25日の朝、滞在先の交野市内の宿泊施設からいなくなったということです。

 他のメンバー9人はすでに帰国していて、関係者は警察に行方不明者届を提出しましたが、いまだ見つかっていません。

 この状況を受け、交野市は「興行」の目的で取得している在留資格が目的外で利用されている可能性があるとして、大阪出入国在留管理局(大阪入管)に在留資格の取り消しを求める要望書を手渡しました。

 要望書を受理した大阪入管は、「今後の対応については個別事案に該当するのでお伝えできないが、いずれの事案についても法令などに基づいて適正に対応していく」とコメントしています。

最終更新:09/05 16:11

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