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吉村代表「撤回してもらいたい」 維新・守島衆院議員ら3人の離党届提出を受け 1週間程度の期間おいて判断へ

09/08 17:05 配信

 日本維新の会の守島正衆院議員らあわせて3人の国会議員が離党届を提出したことをうけて、吉村代表は「(離党届を)撤回してもらいたい」と話しました。

 守島氏は8日、藤田文武共同代表をはじめとした国会議員団の方向性が自身の政治理念と異なってきたなどとして、同じく衆議院議員の斉木武志氏、阿部弘樹氏とともに離党届を提出しました。

 守島議員は午後、東京で開いた会見で「私も考え的には保守に近い部分がある」と前置きをした上で「イデオロギーに左右されないところが維新の骨というか、筋だという思いが強かったが、いろんな議員のお話を聞いても、維新は保守政党だというふうに変わってしまった」と離党届を提出した理由を説明しました。

 これを受けて、吉村代表は「今回の行動は守島議員らしくないなと思っています」としたうえで、「国会議員団の進め方が違うんだということであれば、内部でおかしなところは批判すべきだし、もしどうしても変わらないということであれば、それを国会議員団の中で多数を形成して代表を作っていく、あるいはもう自ら代表になる。それぐらいの意気込みでやることだって僕はできるという風に思っている」と話しました。

 守島氏らの離党届けは現在「預かっている」状態だといい、1週間程度の期間をおいて党として判断を下すとしています。

最終更新:09/08 17:05

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