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奈良・春日大社の柱に落書き 「恩」「愛」「永遠」のような漢字 文化財保護法違反などの疑いで捜査

09/09 22:55 配信

 奈良市の春日大社で9日午前、国の重要文化財に指定されている柱に、漢字の落書きが見つかりました。

 落書きが見つかったのは、重要文化財の本殿東回廊と、本殿北東側の2カ所の柱です。

 警察によりますと9日午前11時10分ごろ、拝観者が東回廊の落書きを見つけ、春日大社の職員に伝えました。

 職員が周辺を調べたところ、北東の柱の落書きも見つかり、午後2時半ごろ、奈良警察署に連絡したということです。

 落書きは全て青い文字で、東回廊の文化財の柱には横約7センチ、縦約28センチの幅で、人名とみられる計6文字の下に、「恩」「愛」「永遠」のような漢字が書かれていました。

 もう1カ所の北東側の柱には、これとは別の人名とみられる漢字が含まれていました。

 警察は文化財保護法違反や器物損壊の疑いがあるとみて捜査しています。

最終更新:09/09 22:55

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