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万博「2億円トイレ」閉幕後に河内長野市に移設へ 府立「花の文化園」で再利用 府が補正予算に1600万円計上
09/10 18:34 配信

大阪・関西万博の会場で利用されている、いわゆる「2億円トイレ」について、大阪府が万博閉幕後、河内長野市にある府立植物園への移築を計画していることがわかりました。
万博の会場にある、いわゆる「2億円トイレ」は、閉幕後のリユースに向けて、今月4日から引取先を公募しています。
大阪府は、河内長野市にある府立「花の文化園」のトイレが老朽化し建て替えが必要なことから「2億円トイレ」の一部を再利用したい考えです。
府は、トイレを万博会場から運び出す運送費や、移築のための設計費など約1600万円を補正予算として9月議会に提出する予定です。
吉村知事は10日、「万博にあるデザイン性の高いトイレを、レガシーとして後世も楽しんでもらえたら」と話しました。
府は他にも大屋根リングの木材やリング下などにあるベンチ75台を、府営施設や府営住宅で再利用することを計画しているということです。
最終更新:09/10 21:49