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万博に「ミャクミャク培養肉」登場 気になるその味は?牛一頭から1万頭分のお肉を 大阪ヘルスケアパビリオン
09/12 12:00 配信

大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンで「ミャクミャク」を模した培養肉の展示が12日から始まりました。
大阪ヘルスケアパビリオンの「ミライの都市」エリアでは、大阪大学大学院工学研究科や島津製作所などが協力し、3Dプリンターで製造した培養肉を展示しています。
12日には新たに大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」を模した培養肉(大・小2点)がお披露目されました。
「ミャクミャク」培養肉は国産牛の幹細胞を3週間かけて培養して作られ、ミャクミャクの赤い部分は赤身、口の部分は脂肪からできています。気になるその味は高級肉に近いということです。
培養肉は、動物の細胞から作る人工肉で、世界人口の増加による食糧危機や家畜が引き起こす環境問題への解決策として注目されていて、この技術で牛1頭から1000頭〜10000頭分のお肉を作ることができるということです。
早ければ数年でみなさんの食卓に並ぶ日がくるかもしれません。
最終更新:09/12 12:19