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自民党総裁選 小泉進次郎大臣が出馬意向固める 「地元の声を聞いて最終的に判断」
09/12 17:14 配信

告示まで10日となった自民党総裁選。動向が注目されていた小泉進次郎・農水大臣が、出馬する意向を固めました。
出馬前から“ポスト石破”の有力候補と目される小泉農水大臣。いつ出馬を表明するのか、注目が集まっていましたが…。
(小泉大臣)
「出馬するのではないかという報道に加えて、出馬しないんじゃないかという報道もあります。こういう時期になると、情報戦・報道合戦いろんなことがある」
12日も態度を明らかにすることはありませんでしたが、関係者によると、小泉大臣は週末に地元で支援者と面会し出馬の意向を伝えた上で、来週後半、出馬会見を行う見通しです。
(小泉大臣)
「政治家としては、よって立つところは生まれ育った地元です。重要な判断をするとき、横須賀と三浦のみなさんの声を伺いながら、最終的な対応をして判断してきたい」
前回の総裁選では、1回目の投票で最多75票の国会議員票を獲得した小泉大臣。
ある陣営幹部は「すでに去年より集まっている」と自信をのぞかせる一方、周辺からは「地方票では高市さんが強い。コメ政策の影響で農村票が離れる可能性がある」といった声もあります。
その高市早苗・前経済安保担当大臣。11日夜、高市氏を支援する議員らとの会合が行われました。会合後、支援する議員は…。
(黄川田仁志・衆院議員)
「本人は総裁選挙に出馬する意思を固められたと。高市先生の強みは保守中道であると感じている。しっかりと保守政党としての自民党、これを立て直すことができるのが高市先生だと思っている」
高市氏は11日、岸田前総理のもとを訪れるなど、課題となる議員票の積み増しに向け、準備を進めています。
このほかにも、12日朝、小林鷹之元経済安保担当大臣は森山幹事長に出馬の意向を伝えていて、22日の告示に向け各陣営の動きが活発化しています。
最終更新:09/12 17:14