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警察組織内で不祥事が相次いだことを受け 適切な取り調べや人身安全への組織的対応の徹底などを指示 兵庫県警

09/12 22:58 配信

 神奈川県警のストーカー事案への不適切な対応や、警視庁公安部の「大川原化工機」を巡るえん罪事件など、警察組織内で不祥事が相次いだことを受け、兵庫県警は12日、県内の警察署長や幹部らが参加する臨時署長会議を開き、適切な取り調べや人身安全への組織的対応の徹底などを指示しました。
 県警察本部で開かれた臨時の署長会議には、オンラインも含めて本部の幹部や県内の署長ら124人が参加しました。
 小西康弘本部長は、全国本部長会議で取り上げられた神奈川県警のストーカー事案への不適切対応や警視庁公安部の「大川原化工機」を巡るえん罪事件などを示して、「対岸の火事ではなく他山の石として、強い危機感を持ち警察のあるべき姿を再徹底するとともに、緻密かつ適正な捜査及び人身安全関連事案への適切な対応をより一層推進する必要がある」と訓示しました。
 また、関係する部門が緊密に連携し、事案の危険性や切迫性に応じて主体的に対応することなどを指示しました。

最終更新:09/12 22:58

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