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名画と思い購入したベルトラッキの“贋作”「少女と白鳥」 高知県立美術館が一般公開
09/15 12:38 配信
高知県立美術館で、贋作と判断された絵画「少女と白鳥」を公開する展覧会が開かれています。
高知県立美術館が、ドイツ人画家のハインリヒ・カンペンドンクが描いた作品として所蔵していた絵画「少女と白鳥」は、科学分析の結果などからドイツ人の贋作師、ヴォルフガング・ベルトラッキ氏が描いた作品であると判断されました。
展覧会では、購入や収蔵に至った経緯や、科学分析の内容もあわせて紹介されています。
高知県立美術館は展示を通して、贋作と本物をめぐる諸問題に光をあて、議論の場を生み出すことを目指すとしています。
展覧会の会期は第1期が今月25日まで、第2期が来月4日から19日までです。
最終更新:09/15 12:54