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緊急着陸の機体に「出火した」形跡なし システム誤作動の可能性も フライトレコーダー解析など通じ事故原因特定へ

09/15 19:04 配信

 装置が誤作動した可能性も含め、さらに調査します。

 12日夜、成田空港発フィリピン・セブ行きのユナイテッド航空32便は、飛行中に貨物室から「出火した」との警告が表示されたため、関西空港に緊急着陸し、乗客5人が軽傷を負いました。

 国の運輸安全委員会の航空事故調査官は13日、現地入りして、乗務員らから状況を聞き取り、機体の調査を進めました。

 その結果、貨物室で何かが燃えた痕跡はなかったとしています。

(高橋充・航空事故調査官)「(装置の)誤作動の可能性を含めて、FDR(フライトレコーダー)のデータと整合するように調べていきます」

 運輸安全委員会は現地調査を15日で終え、今後フライトレコーダーの解析などを通じて、トラブルの原因を特定する方針です。

最終更新:09/15 19:04

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