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軍艦沈没事故から135年で追悼式 「エルトゥールル号」587人犠牲も69人救助 日本とトルコの友好のきっかけに 和歌山・串本町
09/16 12:40 配信
和歌山県串本町の沖合で、トルコの軍艦「エルトゥールル号」が沈没した事故から135年となり、犠牲者を追悼する式典が開かれました。
エルトゥールル号は1890年9月16日、親善訪問を終えて、当時のオスマントルコ帝国に帰国する途中に、紀伊大島沖で台風に遭遇し、沈没しました。
乗組員587人が亡くなりましたが、地元の人たちの献身的な救助活動によって、69人が一命を取り留め、日本とトルコが友好を深めるきっかけになりました。
追悼式典で田嶋勝正町長は「歴史を大切に守り、トルコとの友情を一層、深めていくことを誓う」と話しました。
最終更新:09/16 12:40