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兵庫の基準地価 商業地が4年連続、住宅地が3年連続で上昇
09/16 16:51 配信

兵庫県は16日、今年7月1日時点の県内の基準地価を公表しました。兵庫県内では、商業地が4年連続、住宅地が3年連続で上昇しました。
基準地価は国土利用計画法施行令に基づき、都道府県知事が毎年公表する7月1日時点での基準地の価格で、一般の土地取引の指標や固定資産税の評価などに利用されます。
商業地で最も基準地価が高かったのは「神戸市中央区三宮町1丁目」の三宮センター街で、去年と比べて9.3%上昇し、1平方メートルあたり765万円でした。
神戸空港に国際チャーター便が就航した影響などで、外国人観光客を含む人の流れが回復していることや、再整備が進められていることから、上昇傾向が強まっているということです。
商業地で最も変動率が高かったのは「芦屋市業平町」で、14.8%値上がりし1平方メートルあたり93万円となりました。
県によりますと、JR芦屋駅南地区で再開発事業が進められていて、地域の発展に期待があることから大きな上昇率になったとみられるということです。
最終更新:09/16 16:51