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美浜原発1号機の建て替えに向けた地質調査を11月から開始 関西電力

09/17 17:33 配信

 関西電力は17日、福井県の美浜原発1号機の建て替えに向けた地質調査などを11月から始めると発表しました。

 関電は2010年、老朽化した美浜原発1号機の建て替えに向けた調査を進めてしてましたが、翌年の福島第一原発の事故を受け中断しました。

 今年7月に、美浜原発周辺の地質や地形の調査を始める方針を明らかにし、美浜町は8月、関電に調査を容認する考えを伝えました。

 関電は17日、調査計画の概要を発表。計画では、11月から2027年3月までに、美浜発電所周辺の北側と南側の2つのエリアで21ヵ所のボーリング調査などを行い、地質の調査や断層の有無を調べ、優位なエリアを選定します。

 選定したエリアの詳細な調査を続け、2030年までに原子炉の設置に適した地質や地盤であるかを確認するということです。

 関電は「(現時点でいつまでにたてたいというプランはなく)しっかり地盤調査をし安全最優先で、地元の理解を賜りながら、原子力発電事業を進めていきたい」としています。

最終更新:09/17 18:40

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