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民間放送連盟賞で朝日放送テレビ・ラジオが5部門で入賞

09/18 15:31 配信

 朝日放送テレビは日本民間放送連盟賞の「バラエティ番組部門」で最優秀、「報道番組部門」と「技術部門」で優秀を受賞しました。

 また、朝日放送ラジオは「教養番組部門」と「CM部門」で優秀を受賞しました。

 「テレビバラエティ番組」部門で最優秀を受賞したのは、「ちょいバラ濱田祐太郎のブラリモウドク」です。

 この番組は、盲目の芸人、濱田祐太郎さんが、関西の街を歩きながら人々と交流し、街の魅力を再発見する内容です。

 毒舌芸人ならではの切り口で、障害を持つ人が日常の中で抱える困難を明るく軽い感じで教えてくれる学びのある番組と評価されました。(これまでの作品は、TVerで10月12日まで配信しています)

 「テレビ番組報道」部門ではABCドキュメンタリースペシャル「見えない傷あと~JR脱線事故20年~」が優秀を受賞しました。

 乗客と乗員107人が死亡した2005年のJR福知山線脱線事故で、体と心に深い傷を負った人たちがこの20年をどう生きてきたのかを伝えました。

 さまざまな被害者、遺族と長期にわたり関係を築き、取材を続ける地元メディアだからこそ作れる番組として評価されました。(YouTubeチャンネル「ABCテレビニュース」で配信中)

 また、技術部門でも映像の切替やリプレイの再生など、多様な「プロっぽい」機能を簡単に扱うことができるクラウドライブプロダクションプラットフォームを開発・実用化したとして、優秀を受賞しました。

 朝日放送ラジオは「ダウン症で、幸せでした。~10年追いかけてわかった幸福の秘密」が「教養番組部門」で優秀を受賞しました。

 審査では「ダウン症の当事者や家族の言葉を虚飾なく伝える意義は大きく、理解促進の第一歩となり、聴く人に人生の本質を問いかける秀作」と評価されました。(radikoポッドキャストで配信中)

 またCM部門でも優秀を受賞しました。

最終更新:09/18 15:31

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