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元交際相手を包丁で複数回刺す 堺の女子大生殺害事件 控訴審で被告側「飲酒による複雑酩酊状態」を主張 大阪高裁

09/18 16:21 配信

 2022年に大阪府堺市で元交際相手の女性(当時20)を包丁で複数回刺すなどして殺害した罪に問われ、1審で懲役20年の判決を言い渡されている無職の山本巧次郎被告(26)の2審が18日、大阪高裁で始まりました。

 山本被告の弁護側は、1審判決で動機が「女性に復縁を断られた」と認定されたことが誤っているとしたほか、事件当時の被告の行動には不自然な点が多々あり飲酒による「複雑酩酊状態」だったなどと、量刑不当を主張しました。

 一方検察側は山本被告が「(被害者への)未練から犯行に及んだことは明らか」として、控訴の棄却を求めました。

 今後医師らによる証人尋問が実施された後、来年2月に判決が言い渡される予定です。

最終更新:09/18 16:21

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