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クマ出没防止へ 放置されている柿の木を伐採 人里に近づける要因の1つに 兵庫・豊岡市

09/19 12:59 配信

 兵庫県豊岡市の山あいで、収穫予定がないまま放置されている柿の木が、クマの出没を防ぐために伐採されました。

(市職員)「今年もう(クマが)来てる木ですね」「もう、何十年も掻いた爪跡がある。毎年来ている柿の木だと思う」

 豊岡市但東町東中の山あいの集落では、午前9時からチェーンソーを使って、合計5本の柿の木の伐採作業が始まりました。収穫予定がないまま放置されている柿の木や栗の木は、クマを人里に近付ける要因の1つとなっています。

 豊岡市は、クマがエサを求めて活発に動き回る時期に備えて早めに対策を取ることにしていて、冬までに合計200本の木を伐採する予定です。

最終更新:09/19 12:59

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